ブログ▼年月選択2023年02月2022年12月2022年11月2022年01月2021年12月2021年11月2021年10月2021年09月2021年08月2021年07月2021年06月2021年05月2021年04月2021年03月2021年02月2021年01月2020年12月2020年11月2020年10月2020年09月2020年08月2020年07月2020年04月2020年02月2019年12月2019年11月2019年10月2019年09月2019年08月2019年07月2019年06月2019年05月2019年04月2019年03月2019年02月2018年04月検索RSS(別ウィンドウで開きます) 芦屋釜2021-12-02 芦屋釜(あしやがま) 筑前国(福岡県)の遠賀川の河口の山鹿庄葦屋津で鋳造された茶の湯釜の総称。規源については明恵上人が茶の湯釜の製作うを依頼したのに始まるという説も伝えられるが、これは茶の伝来から考えた江戸時代の憶説にすぎない。特に足利義政の東山山荘には芦屋を領した大内政弘から続々と多数の芦屋金子が進上された。 12代 和田美之助作 芦屋写炉釜萩焼2021-11-29 萩焼(はぎやき) 長門国(山口県)萩の陶器で永生(1504~21)ごろに始まったとする説もあるが通説では毛利元が萩へ築城隠居してまもなく、かねて文禄、慶長の役に従帰した朝鮮人陶工李敬が、松本に良質の陶土を発見して開窯したのが始まりという。李敬はその名を坂本八助と改め、さらに坂高麗左衛門と称した。その子孫も毛利公に保護され、現在11代に及んでいる。李敬の兄李勺光の孫山村平四郎光俊が始めた深川焼、三輪休雪の三輪窯、林半六らの系統の窯もあり、これらすべてが萩焼の名で呼ばれる。 田村悟朗作萩焼茶碗斗々屋2021-11-24 魚屋(ととや) 斗々屋とも書く。御本手に属する朝鮮茶碗の一種で、その名からして堺の魚商の元締めであった納屋衆、利休や津田宗及などが所持したか、そのゆかりにつながる茶碗と考えられる。普通さ魚屋と呼ばれる茶碗は朝顔形に口が開いた平茶碗が多く、高台は小さく整っている。一見上釉がかかっていないように見える茶碗が多いが、ごく薄い水釉が総体に掛かっている。 韓国 徐 陶斎作 斗々屋茶碗伊羅保2021-11-23 伊羅保(いらほ) 朝鮮産御本茶碗の一種で鉄分の強い砂質の素地を轆轤成形で薄く仕上げたものであるあるが、その土質のため轆轤目が筋立つのが特徴とされ、そのざらめいた肌が手にイライラするところからこの名が出たという。薄作りのためベベラ口が多く景色の一つに数える。高台は大きく手強く竹の節になるものが多い。 村田陶隠作伊羅保茶碗。染付2021-11-21 染付(そめつけ)白地の素地に呉須(コバルト)で下絵付を施し上釉をかけて高過火度還元焼成した磁器の総称。中国では青花(華)釉裏青と呼ぶ。染付の焼成は中国宋時代にはじまったと考えられ元代を経て明代初めに完成した。 染付山水皆具 手塚祥堂作。最初12345最後